WEBマーケティングに興味があるけど、自分には向いているのか・適正があるのか分からないという人も多いと思います。
未経験で挑戦してみたくても、「いざやってみて自分には向いていなかったら・・・」と思うと不安ですよね。
この記事では、WEBマーケティングに向いている人と、向いていない人の特徴について解説します。
少しでもWEBマーケティングの適正がありそうだなと思えたら、ぜひチャレンジしてください!
WEBマーケティングに向いてる人の特徴6選
どんな人がWEBマーケティングに向いているのか、6つに絞り具体的に紹介します。
ロジカルに物事を考えられる人
WEBマーケティングでは、データや根拠などに基づく課題整理・改善施策の実行などを繰り返し行っていきます。
物事を論理的(ロジカル)に捉え、絶えずPDCAを回していける人はWEBマーケティングに向いているといえます。
WEBマーケティングではサービスを改善していく上で、企画・施策についてチームメンバーや関係者に筋の通った説明が必要な場面も多いです。単にデータを分析する時だけでなく、対人面においてもこのようなスキルが必要とされます。
心理学や人の行動心理などに興味がある人
心理学に興味がある人や、人間の行動に興味がある人は、WEBマーケティングに向いています。
マーケティングにおいて、消費者やユーザーの行動心理や悩み・ニーズを把握することは非常に重要です。
数字やデータからは直接見えないような、人々が持つ心理状態について想像する力も必要となります。
例えば商品のキャッチコピーを決める際にも、ユーザーがどういったニーズを抱えているのか正しく把握できていないと、商品に興味を持ってもらえるような良いキャッチコピーはできません。
好奇心旺盛な人
日頃から色々なことに興味を持って情報をキャッチアップできる人はWEBマーケティングに向いています。
WEB業界は変化していく速度が早く、常に日頃からアンテナを張っていなければその速度に追いつくことができません。
また、市場や社会の変化など、一見サービスに直接関わらないことについても広く興味を持っておくことで、新しい発見やアイデアを見つけるきっかけにもなります。
このほかにも、例えばWEB広告を主担当としている人が、SEOやオフライン広告など、関連する他分野についてインプットしてスキルを拡張していくような人も多いです。関連する知識やスキルは主担当業務にも活かせますし、キャリアアップの観点でも重要です。
変化に対応できる人
WEB業界は情報の更新速度が早く、マーケティング手法についても日々アップデートされています。
例えば、SEOでは年に数回起きるGoogleアルゴリズムのアップデートや、広告運用では新機能の搭載など、変化は絶えず発生します。
このような環境や手法の変化に対し、柔軟に対応しながら行動できる人はWEBマーケティングに非常に向いていると言えます。
粘り強い人
WEBマーケティングでは、一度の施策実施で大きく成果を得ることより、PDCAサイクルを回しながら継続的に改善を繰り返していくようなケースが大半です。
実業務では、細かなデータを見ながら、地道な検証と改善の繰り返しが必要であり、このような粘り強い行動力や強い探究心がある人にはWEBマーケティングが向いています。
計算や数字が好きな人
WEBマーケティングでは、常に数字と向き合い、分析に必要なデータを得るための計算も必要となります。
日々のアクセス数や販売数・申込み数など、多様なデータから課題を整理し、改善を実施していく必要があります。
数字や計算が好きな人はWEBマーケティングに向いています。
WEBマーケティングに向いてない人の特徴6選
ここからは、WEBマーケティングに向いていない人の特徴を6つ紹介します。
ルーティン業務だけしていたい人
無思考で定型業務を淡々と繰り返していることが好きな人は、WEBマーケティングに向いていません。
業務では検証と改善を繰り返していくため、絶えず思考しながら多様な手段を講じていく必要があります。
また、環境の変化やマーケティング手法の変化によって、日々こなしていく業務内容も適宜変化していきます。
ずっと同じことを繰り返していると、WEBマーケティングで結果を出すのは難しいです。
論理的思考ができない人
根拠や仮説に基づくような論理的思考がまったくできない・したくないという方にはWEBマーケティングは向いていません。
WEBマーケティングでは、改善施策や企画を考案する際に論理的思考を必要とします。
例えば、限られた予算内で売上を最大化するためには、どういった条件に該当するユーザーにアプローチすると良いのかなど、データに基づき仮説を立て、実行と検証を繰り返していくような業務を行います。
変化を嫌う人
変化に適応するのが苦手、変化することを嫌っているような人にはWEBマーケティングは不向きです。
WEBマーケティングを取り巻く環境の変化速度は非常に早いです。
競合他社との競争の中で結果を出すためには、最新のトレンドや最新のITサービスを駆使していく必要も生じます。
外部環境の変化に対応していく必要があるのは当然ですが、自分が今までやっていた手法や情報も陳腐化していく可能性があり、これを理解し適宜アップデートしていく必要があります。
ときには、このように自らで内的な変化を起こすような必要も生じます。
失敗を恐れて行動できない人
WEBマーケティングでは、打った施策の効果が思うように出ず、失敗することはよくあります。
このような失敗を恐れて行動に移せない人には、WEBマーケティングは向いていません。
重要なのは失敗しないことではなく、失敗から課題・改善点を見つけ出し、次の施策につなげていくことが最も重要です。
分からないことが気にならない人
「理由が分からない」という状態がそのままでも気にならない人は、WEBマーケティングにあまり向いていません。
マーケティングでは、成果を出すための手段に絶対的な「正解」はありません。
PDCAサイクルを回しながら「より正解に近いと思われる」手段を講じていくことが必要です。
施策の実施データから、なぜそのような結果になったのか考えて分析していくことが難しい場合、WEBマーケティングでは結果を出せません。
トレンドなどに興味が沸かない人
最新のマーケティング情報や市場トレンドに興味が沸かない人にとっては、WEBマーケティングに携わることが苦痛になるかもしれません。
マーケティング対象の商材・市場のトレンドについてはもちろん、マーケティング手法の最新情報など、自ら興味を持って日々キャッチアップを行うことが必要となります。
これを自発的に興味を持ってできない人にとって、WEBマーケティングはあまり向いていません。
WEBマーケティングに挑戦しよう!
WEBマーケティングに向いている人の特徴に、少しでも当てはまっている人はぜひチャレンジしてください。
また、もしWEBマーケティングに向いていない人の特徴に当てはまっている場合でも安心してください。少しでも「向いている人の特徴」に自分と重なる部分があれば、それを強みとして活かすことで、WEBマーケターとして十分に活躍することができます。
今は苦手でも、WEBマーケティングに興味があれば、徐々に苦手ではなくなっていくことも往々にしてあります。
ここからは、実際にWEBマーケティングに挑戦していく方法について3つご紹介します。
副業で今すぐ実践
誰でもすぐにWEBマーケティングを始める手段として副業があります。
クラウドソーシングを利用すれば簡単に低リスクで始めることが可能です。
すでに一定のスキルをお持ちの方はすぐに始められます。
未経験の方でしたら、まずは情報をインプットしながら始めていくようなやり方がおすすめです。
WEBマーケティングスクールでまず学習
WEBマーケティング初心者の方の場合、まずWEBマーケティングスクールに通って基礎力を付けるのもおすすめです。
未経験の方が独学で実践的なスキルを身につけるのは非常にハードルが高いため、初めの一歩として、効果的に学習をしたい人におすすめの方法です。
転職でWEBマーケティング職に就く
本業のキャリアとして、マーケティング職を主軸にしていきたい人に最もおすすめしたい方法です。
実は、WEBマーケティングは未経験からの転職でも十分に活躍できる職種でもあります。
年齢面で30歳前半までは未経験での転職が可能なケースが多いです。
WEBマーケティングの需要が高く、未経験でのポテンシャル採用を積極的に行っている起業も数多くあります。このような企業の場合、研修なども充実していることが多く、未経験でも安心してチャレンジが可能です。
WEBマーケティングは未経験でもできる?
WEBマーケティングは未経験でも十分に挑戦できます。
しかし、未経験ではやめておいた方がいいといった否定的な意見もあるようです。
ではなぜそのような意見があるのか、また、実際に未経験でもできるのかについて解説します。
未経験では厳しい?やめとけと言われる理由
よく「WEBマーケティングはやめとけ」という声も聞かれますが、なぜそのような意見があるのでしょうか?
その理由として、以下の2つが挙げられます。
- 専門性が高い
- 実績/結果が求められる
専門性が高い
WEBマーケティングは未経験の方にとって馴染みのない専門用語が多く、SEO・WEB広告・SNS運用といった専門分野が存在しているため、難しく敷居が高いといった印象を持たれてしまうことが多いです。
未経験の場合これらのスキル習得までには時間を要しますが、別のキャリアを歩んできたからこそ、これまでのキャリアで培ったスキルを活かす事も可能です。
例えば、Excelが得意な事務管理職の人の場合、データ集計作業はマーケティングで分析を行う上で必要不可欠なため、Excelのスキルを活かすことができます。
このほか、例えば対人スキルに長けている営業職の人の場合は、プロジェクト運営でメンバーを動かす際に、このような対人スキルを活かすことが可能です。
実績/結果が求められる
WEBマーケティングは、成果がすべて定量情報として数字で見えてしまいます。このため、常に成果を求められ、このことがネガティブに捉えられてしまっているようです。
しかし、定量的に成果を判断できるからこそ、非論理的で理不尽なコミュニケーションが発生しないという大きなメリットがあります。
また、仮に成果が出なかった場合も、データに基づいて成果を出すためにどうしたらいいかといった建設的なコミュニケーションを前提に物事が進んでいくため、他業種と比べてここがデメリットになるケースは少ないと考えられます。
WEBマーケティングは未経験でもできる
WEBマーケティングは未経験でも十分にチャレンジすることが可能です。
WEBマーケティング職の需要は高い一方、人材が不足しているため間口が広く、未経験からのスキルアップを前提に採用を行う企業も多いです。
また、最近はクラウドソーシングによる副業も盛んになっており、例えば自分のSNS運用で得た知見・ノウハウを商品として活動することも可能です。
まとめ
この記事では、WEBマーケティングに向いている人と、向いていない人の特徴について解説しました。
以下のようなWEBマーケティングに向いている人の特徴に少しでも当てはまる人は、十分活動できる可能性がありますので、ぜひ挑戦してみてください。
第一線で活躍する多くのWEBマーケターが、未経験からチャレンジして活躍しています。
マーケティングスキルはどんな業界でも活かせる能力です。WEBマーケティングに興味があり、少しでも適正がありそうな人は、ぜひ前向きに挑戦を検討しましょう。