起業したいけど、身近に一緒にできる仲間がいない…
起業する前にまずは誰かに相談したい…
と思ってもいざ探し始めてみると、なかなか近くにいないものですよね。
一緒に新規事業を始めるビジネスパートナーや、悩みを相談できる「起業仲間」を探すのに便利なオンラインサービスを利用してみるのはいかがでしょうか?
この記事では、起業仲間を集めるためのサービス紹介や起業仲間を集めるときのポイント、注意点を解説します!
最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
起業仲間を集めるためのおすすめサービス5選!
ひとことで「起業仲間を集めるオンラインサービス」といっても、サービスごとにさまざまな特徴があります。
あなたの目的に合わせて選んでみてくださいね。
MeetEntre(ミートアントレ)
MeetEntreは掲示板形式のサービスで、掲載者と閲覧者の間でのみやりとりが可能なメールアドレスが付与されます。
インターネットビジネスをはじめとし、さまざまな業種が募集されています!
各募集に対して、閲覧数やメッセージの送受信数が確認できるため、どの募集の注目度が高いのか一目でわかります。
毎日平均2〜3件の新しい投稿が行われており、こちらも無料で利用できるので、気軽に始められるのがメリットですね。
ocosba(オコスバ)
ocosbaは、複業・起業仲間を探す人や、スキルや空き時間を活かして事業に参画したい人がつながるマッチングプラットフォームです。
ここまで紹介してきたサービスとの相違点は、次の2点です。
- 有料サービスである(月額300〜500円)
- 立ち上げるビジネスへ出資を募ることができる
有料ではありますが、そのぶん真剣に起業仲間を探している人も多く、ユーザーの質も高めであることが特徴です。
有料ではありますが、そのぶん真剣に起業仲間を探している人も多く、ユーザーの質も高めであることが特徴です。
今後はサービス内でリリースの告知や、テスターの募集なども予定しているそうです!
Anycrew(エニィクルー)
Anycrewは、仕事での人脈に基づいたフリーランス・副業・複業のためのマッチングサービスです。
FacebookやAnycrew上の仕事仲間のつながりを参考に、仕事の依頼先を選べます。
職務経歴書などの作成や面談も必要なく、Facebookアカウントでログインして、簡単なプロフィールを打ち込むだけでスムーズに始められます。
クリエイティブ系からビジネス系まで、幅広いスキルをもった人の中から探せるのがポイントです!
Yenta(イエンタ)
Yentaは、日本最大級のビジネスマッチングアプリです。
起業仲間やメンターを探す目的で、さまざまな業種の人たちが登録しています。
完全審査制のため、ユーザーの質も担保されており、AIが毎日10人のマッチング相手を紹介してくれます。
普段は出会えないような人たちと話してみることで、新規事業のアドバイスがもらえたり、仲間も見つかるかもしれません。
有料プランもありますが、まずは無料プランから始めてみるのがオススメです!
起業仲間を集めるときに意識すべきこと
自分のアイディアをかたちにする時には、信頼できる人と仕事をしたい!
信頼できるのはもちろん、優秀な人と仕事をしたい!
そんなあなたに、起業仲間を集めるときのポイントと注意点をご紹介します。
起業仲間を集めるポイント
①同じ方向を向いて活動できるか
起業するときに、気の合う親友を誘うのは正しいのでしょうか。
もちろん一緒にビジネスをする上で、仲が良いに越したことはありませんが、
ビジネスを継続的に推進するには、「目標」と「モチベーション」が必要です。
自分には目標やモチベーションがあっても、親友が「起業ってなんとなくかっこよさそうだから」「会社員より稼げると思ったから」といった意識では、起業に対する動機がまったく異なります。
気の合う親友と「なんとなく」起業するのではなく、起業の目的やモチベーションが同じ人を起業仲間として見つけましょう。
同じ方向を向いて活動できないと、事業が成功しないだけでなく、大切な親友との距離もできてしまうかもしれません。
②泥臭いこともできるかどうか
「起業」と聞くとキラキラした世界を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
華やかな面もあるかもしれませんが、実際はコツコツ地道に試行錯誤をしながら、トライアンドエラーを繰り返すことがほとんどです。
華やかな面しか想像できていないと、日々の泥臭いことをやり切ることが難しくなってしまいます。
地道なことも日々頑張ることができる人を起業仲間に選ぶことが大切ですね。
③自分にないものを持っているかどうか
起業したては運転資金も少ないことが多いです。
そのなかで事業を推進していくためには、自分でできることを自分でやった方がコスト削減になります。
自分が苦手なことやできないことが得意な仲間を見つけることが、創業期には重要になるのではないでしょうか。
事業を大きくしていく上でも、自分にはないものを持っている仲間は、今まで思いつかなかったアイディアを出してくれるかもしれませんね。
起業仲間を集めるときの注意点
起業ではよくあることですが、起業して2〜3年が経つと当初は同じ方向を向いていた仲間も違う方向を向いてしまうこともあります。
言った、言わないなど、後で揉めることがないように契約書を交わしておくことは必須といえます。
また、一緒に仕事をする仲間を採用するときに「本当にこの人は大丈夫かな?」と思うこともあると思います。
採用する場合は、その人の人生を預かる覚悟で相手に向き合いましょう。
もし、期待しているスキルより実際が劣っていたとしても、自分が責任を持って育てる!くらいの覚悟で仲間を採用しましょう。
新規事業の立ち上げは1人?それとも仲間と?
起業は1人でもできますが、苦楽を共にする仲間がいた方が心強いものです。
早く行きたければ1人でいけ、遠くへ行きたければみんなでいけ
というアフリカの有名なことわざもありますよね。
今では世界的大企業であるマイクロソフトやアップルも起業時に素晴らしいパートナーがいたことが、現在の成功にもつながったと言えるでしょう。
ここでは1人で起業した場合と、仲間と起業した場合のメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
1人で起業するメリット
1人で起業するメリットは、自分のペースで仕事ができ、自分が決めた方法で自由に進めることができるところです。
準備に必要な期間やかかるコストなども自分自身で決めることができます。
また、収益が上がった際に仲間を雇っている場合は、給料を支払う必要が出てきますが、1人で起業した場合は利益を全て自分がもらうことができます。
1人で起業するデメリット
先ほどのメリットの反対のことになりますが、自分1人で自由に決めて進めていくということは、逆にいえば「自分1人ですべて決めなければならない」ということです。
初めての起業のときには分からないことや、決断に迷うこともたくさん出てくるでしょう。
もちろん、インターネットやSNSを利用してアドバイスをもらうことはできますが、やはり身近な仲間にアドバイスをもらえる方が心強いでしょう。
仲間と起業するメリット
①実現が難しいことも可能になる
仲間と起業をする1番のメリットは、1人では実現が難しいことも仲間と協力することで実現できる可能性が高くなることです。
自分1人では、体力や時間にも限界がありますが、複数人の仲間がいることで仕事の分担ができ、早く事業を進めることができます。
また、自分にはない知識やスキルを持つ仲間が集まれば、相乗効果でより良いサービスの開発ができるようになるかもしれません。
アイディアも多方面から見つめ直すことができ、自分では考え付かなかったトラブルの種も拾えるようになるでしょう。
②不安の軽減やモチベーションの維持が可能になる
新規事業を始めたばかりのときは、問題点や悩みが多く出てくるかと思います。
そんなときにも相談できる仲間がいることは、とても心強く不安も軽減されますよね。
また、何事も続けることが1番難しいといいます。
一緒に成功を目指す仲間がいれば、1人よりもモチベーションを維持しやすいでしょう。
仲間と起業するデメリット
①物事の決定に時間がかかる
複数人の仲間と事業を進めていくと、複数の考えや価値観がある分、物事の決定に1人のときより時間がかかってしまう場合があります。
また、意見の相違によるトラブルが発生することもあります。
複数人いることで、自分にはないアイディアを考えつくこともできますが、これらの意見をまとめて、みんなが納得した状態で進めていく必要があります。
そのため、お互いが同じ志を持ち、意見を尊重しあえる仲間を集めることが重要になります。
②コストや金銭面での問題
起業の際に仲間がいると、コスト面で負担が増えることがあります。
立ち上げ時はキャッシュフローが厳しい場合も多いため、コストが負債として重くのしかかる可能性もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、起業仲間を集める際に役に立つサービスと仲間集めのポイント、注意点などをご紹介しました。
あなたの今後の事業展開に大きな影響をもたらす仲間選びは、慎重に行う必要があります。
より良い仲間と一緒にビジネスを行うことで、成功がより現実的になるでしょう。
あなたのやりたいことを明確にした上で、信頼できる仲間と成功に向けて、最初の一歩を踏み出してはいかがでしょうか。