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直帰率を下げる20の改善方法

直帰率を下げる20の方法

この記事では、直帰率を下げるための20の改善方法について解説します。

直帰率について分析し、改善点を明らかにして対処していくことで、ユーザーのエンゲージメントを向上させるだけでなく、検索順位の上昇やCVRの改善にも効果を発揮します。

今回紹介する20の方法を参考に、ユーザーにとってより良いサイトに改善していってください。

直帰率とは?

直帰率とは、すべてのセッションのうち、サイト内の1ページしか閲覧されなかったセッションの割合のことです。

直帰率については誤解がされることも多くあります。
「直帰率とは何か」を正しく定義・理解した上で、現在の直帰率が良好なのか・改善が必要なのか、適切に判断する必要があります。

「直帰」とは?

Googleでは、「直帰」を以下のように定義しています。

直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。Google アナリティクスの場合、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回だけ発生させたセッションを特に区別して直帰として扱います。たとえば、ユーザーがサイト内のページを開いた後で、そのセッション中に Google アナリティクス サーバーに対する他のリクエストを発生させずに離脱した場合、このセッションは直帰のセッションになります。

https://support.google.com/analytics/answer/1009409?hl=ja

つまり、ユーザーが1ページだけ閲覧し、そのままウェブサイトから離れた場合に「直帰」とみなします。

この「直帰」の定義自体は単純で理解しやすいものですが、根本的な要因については複雑な場合が多いです。

直帰率が高い要因

高い直帰率は、ユーザーエクスペリエンス(UX)が悪いことを示している場合があります。

サイト訪問者がページにアクセスし、そのページが期待していたコンテンツを提供していなかった場合や、ページ表示速度が遅いといったレスポンスが悪い場合など、ユーザー体験を損ねてしまっている可能性があります。

一方で、高い直帰率がユーザーエクスペリエンス(UX)について非常に良い結果を表している場合もあります。

たとえば、ある料理の作り方を検索しているユーザーを想像してみてください。

検索して、料理に必要な材料や作り方が分かりやすく書いてあるサイトに辿り着いたとします。
この場合、そのサイトにたどり着いたユーザーは、必要な情報をすぐに把握し、そのままサイトから離れてしまうと思います。

この場合の直帰率の高さは、優れたユーザーエクスペリエンス(UX)であることを示しています。サイト訪問者は、探していた情報を即座に見つけることができており、この結果として直帰率が高くなっているだけです。

このようなサイトの場合、有用なサイトとしてユーザーにブックマークしてもらうか、サイト名を覚えてもらい、再びサイト名検索によってサイトに再訪問してもらうことが理想的です。

Google が原因で直帰率が高くなるケース

Googleのアルゴリズムは、ユーザーが検索したキーワードから「何について知りたいのか」、各ウェブページが「どのような情報を提供しているのか」について、高度な学習を繰り返し正確に判断しています。

ただし、まれにGoogleの学習が不十分で、検索ユーザーが知りたいと思っている情報と一致しないウェブサイトを検索結果に表示してしまう場合があります。
このようなケースは、検索ユーザーが曖昧な言葉で検索したり、検索ワードが非常にニッチで一般的ではない言葉であった場合に多く見られます。

このような場合、直帰率が高くなりますが、ウェブページ自体に不備があるわけではなく、Googleの検索結果が最適化されていないことが要因となります。
ただし、このような外部要因に基づく場合であっても、直帰率を観測しておき、サイト訪問者を遠ざけてしまうような状態になっていないか、常に現状把握しておくことが重要です。

直帰率を下げる20の方法

ここからは、サイトの状況に応じて直帰率の改善に取り組めるように、20の直帰率改善方法を説明します。

1.ナビゲーションリンクを整備する

サイト内の行きたいページに、ストレスなく辿り着くためにナビゲーションリンクの整備は重要です。

まずユーザーがサイトに辿り着いたときに、探しているコンテンツがどこにあるのかを分かりやすく、明確に示す必要があります。

シンプルで直感的に使用できるナビゲーションとなっていない場合、直帰率が高くなる可能性があります。

2.サイト内検索をしやすくする

一部のサイトでは、サイト内検索の機能が実装されていなかったり、分かりにくい場合があります。

サイト内検索は、ユーザーが目当てのコンテンツを思い浮かべている場合に、該当するページに辿り着くための有効な手段となります。

サイトから離脱させず、適切なページに遷移させることができるため、直帰率を改善する有効な対策です。

3.ページの読み込み速度に注意する

ページの読み込みに時間がかかっている場合、ユーザーエクスペリエンス(UX)は急激に悪化します。一般的には、ページの読み込みに3秒以上要する場合、早期に改善が必要です。

ページに有益なコンテンツを用意していたとしても、それがユーザーに表示されないのであれば、意味がありません。

特にスマートフォンユーザーの場合には、読み込みの遅さについて特にストレスを感じやすいと言われています。このため、スマートフォンでの閲覧がメインとなっているサイトにおいては、ページ読み込み速度の改善が特に重要となります。

4.スマホ優先でサイトを設計する

スマートフォンで閲覧している場合、PCで閲覧している時に比べて、より強くストレスを感じやすいです。
このため、スマホ閲覧時のストレスを抑制することが直帰率の改善に効果的です。

スマホユーザーとPCユーザーの両方に、快適にサイトを利用してもらえるように、ウェブサイトはレスポンシブウェブデザインにしておきましょう。

5.優れたデザインにする

ここでいう「優れたデザイン」とは、ユーザーが直感的に操作でき、信頼してサイトを使用できるようなデザインを指します。

ユーザーは、閲覧するのに不快で魅力を感じられない場合、サイトの閲覧をやめてしまいます。

優れたデザインとは、単にキレイ・おしゃれといったデザインではなく、高いユーザーエクスペリエンスを提供できるようなデザインです。機能的で直感的に操作・閲覧でき、快適に使用できるサイトのデザインにすることで、ユーザーエクスペリエンスを高め、直帰するのを防ぎましょう。

6.読みやすいページにする

ページ上のコンテンツが、一見してわかりやすく、読みやすいデザインになっていることが非常に重要です。

直感的に分かりにくいコンテンツになっている場合、ほとんどのユーザーは重要なコンテンツであっても読み飛ばしてしまいます。

ページのフォーマットを整えておくことや、画像や動画などを用いて分かりやすいコンテンツを提供することも効果的です。

7.多様なコンテンツ形式を用いる

画像や動画など分かりやすいコンテンツ形式で情報を提供することは、ユーザーの興味を惹くためにとても重要です。

例えば、イメージ・図で情報を伝えたほうが分かりやすいコンテンツの場合、テキストだけではなく画像を併せて設置することで、直帰率の改善が期待できます。

また、手順・ハウツーに関する情報の場合、テキストだけでなく動画コンテンツを設置することでユーザーエクスペリエンス(UX)が向上し、結果的に直帰率が低下します。

8.短いコンテンツにする

文章などコンテンツの長さは、サイト全体の読みやすさや快適さに大きく影響します。

スマートフォンの小さくて狭い画面でも、快適に素早く読めるように、できるだけ短いコンテンツにまとめて上げることが重要です。

9.関連キーワードを含有する

ページのテーマ・トピックに関するキーワードを使用するようにしましょう。

ページのタイトル・見出し・本文などに適切にキーワードを含有することで、ユーザーだけでなくGoogleに対しても、このページが何について書かれているページなのかをより正確に伝える事ができます。これはSEO上、非常に重要な観点です。

キーワード検索したユーザーのニーズと、検索結果に表示されたページのテーマが一致しているほど、ユーザーにとってそのコンテンツの価値は高くなり、直帰率が改善される可能性があります。

10.親和性の高いユーザーをターゲットに設定する

提供するコンテンツと親和性の高いユーザーをターゲットにすることが重要です。

さらに、サイトのメインターゲットを特定し、これらのユーザーに対して最も価値のあるコンテンツを作成していきましょう。

ターゲット設定が曖昧で広ぎる場合、サイトが提供しているコンテンツとユーザーニーズが一致しないケースが多くなます。この結果、サイトに流入してきてもユーザーが必要としている情報がなく、離脱する可能性が高くなります。

サイトを訪問してきたユーザーに、サイトを魅力的に感じてもらうためにも、集客すべきターゲットを特定することが重要です。サイトで提供しているコンテンツ・情報を必要しているユーザーからのアクセスを増やすことで、直帰率の改善に繋がります。

11.ポップアップ表示の使用を控える

画面の全体を覆うようなポップアップ(インタースティシャル)は、ユーザーにとってページ閲覧の邪魔になり、ユーザーエクスペリエンス(UX)を損ないます。この結果、直帰率が高くなっている可能性は十分に考えられます。

基本的に、ページをスクロールできなくするような画面全体を覆うポップアップについては、使用しないようにするのが望ましいです。
ユーザーがストレスなくページをスクロールして閲覧できるように、メインコンテンツの閲覧を邪魔しないようなサイズ・位置に、ポップアップを表示するようにしましょう。

12.邪魔な広告を制限する

画面全体を覆うポップアップ(インタースティシャル)と同様に、ユーザーの閲覧の邪魔になるような広告表示は、可能な限り制限するようにしましょう。

一般的に広告を表示する際は、ページの端に表示し、メインコンテンツの途中に大きな広告を挟むのは避けるべきです。

ページを閲覧している最中に余計な広告が表示されるのは、ユーザーにとって非常にストレスになるため、直帰率の悪化に繋がります。

13.ユーザーに「刺さる」CTAを設置する

CTAはサイト上で目立つように分かりやすく設置し、ユーザーがページにアクセスして数秒で見つけられるようにしましょう。

設置するCTAは、ユーザーが思わずクリックしたくなるような、魅力的で説得力のあるものにする必要があります。
CTAの「色・サイズ・大きさ・文言など」はクリック率を左右する要因になるため、どのパターンが最もユーザーにクリックされやすいのか、テストを実施して改善していきましょう。

14.リンク切れの修正

リンク切れが多く発生していると、ユーザーが訪れたいページに辿り着けず、ユーザーエクスペリエンス(UX)が大きく低下します。

Google Search Consoleやクローラーツールなどを用いて、定期的にリンク切れを確認して修正しておきましょう。

15.内部リンク構造を最適化する

ユーザーが流入したランディングページから、関連ページへの内部リンクを整備しておくことで、サイト内の回遊性を向上できます。

関連するページに次々と遷移して、ユーザーが興味のあるコンテンツを閲覧できるようにしておくことでユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に繋がり、直帰率が低下します。

16.新しいタブでリンクを開くように設定

ユーザーの使い勝手を考慮して、同時に複数ページを跨いで閲覧したい情報があるページ(例えば、商品サイズ表など)や、外部サイトへのリンクなどは、新しいタブでページを開くように設定するように検討してみてください。

一般的に、新しいタブでリンクを開く場合の方が、サイトの滞在時間は長くなります。

17.カスタム404ページを作成する

ページが削除されていたり、無効なURLになっている場合には404ページが表示されます。

特にカスタマイズしない場合、「ページが見つかりません」といったコンテンツのみ表示されていることが多いです。

この404ページをカスタマイズし、関連するページへのリンクを設置しておくことで、仮にページが削除されていた場合でも、再び探しているページに移動できるようにできます。

18.新規コンテンツを定期的に公開する

一度サイトに訪問したことのあるリピーターユーザーの場合、サイト内に新しいコンテンツがなければ、そのまま離脱してしまう可能性が高くなります。

また、新規ユーザーの場合は、サイト内のコンテンツが古いと、その情報が信頼できるかどうか不安を抱き離脱する可能性があります。

定期的に新しいコンテンツを公開し、サイトを更新することが重要です。

19.サイトの信頼性を伝える

ユーザーは、訪れたサイトが信頼できるのかどうか、無意識に判断しています。

例えば、以下のような対応を行うことで、信頼性をユーザーに伝えることができます。

  • 掲載している商品やサービスのレビューを掲載する
  • 運営会社や代表者などの情報をわかりやすく提供する
  • 所属する機関/団体などについて掲載する
  • 一般的に怪しいと思われない情報を提供する
  • データの引用元を掲載する
  • 定期的に情報更新する

20.Google Analytics を活用する

Google Analyticsでは、ユーザーのエンゲージメントを計る指標として以下のようなデータを取得できます。これらのデータに基づきユーザーの行動を分析し、改善策を検討しましょう。

  • 直帰率
  • 離脱率
  • 滞在時間
  • セッションあたりのページ閲覧数

まとめ

この記事では、直帰率の定義や、直帰率を改善するための20の施策について解説しました。

紹介した方法で直帰率を改善していくことは、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に繋がります。

ユーザーにとって便利で快適に利用できるサイトを目指していくことで、直帰率は改善し、最終的にコンバージョンや収益といった成果向上に寄与していきます。

まずは紹介した20の方法について、簡単に始められそうなものから、対応していってください。

この記事を書いた人
いちさん

本業でWEBマーケしながらライティングやブログの情報を発信しています。|上場企業のWEBマーケ マネージャー(月間1000万PV超) ⇦大手デジタルマーケコンサル(約300サイト分析・50社担当) ⇦リサーチ・市場調査|現役マーケターが、稼げるブログのノウハウをシェアします!

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